コーチングスタッフ指導研修キャンプ

2018/04/05
 一般社団法人担当の長田です。4月2日~3日でコーチングスタッフの指導研修キャンプを行いました!

 初日は笛吹市御坂町にある「おらんとうの森」です!この場所は3月に山梨学院大学で行われたボランティア研修会で縁あって出会った山梨市の根津さん(JAPANヒルクライムin乙女湖実行委員2018)にご紹介いただきました。


 この森は御坂町にある山林を庭造りの達人福嶋さん(写真左から2番目)が縁あって借用し、里山再生の活動をはじめた森で子どもも大人も、障がいを持っている方も動物もいろいろな人、生き物が集える場になったら♪そんな願いがこめられて「おらんとうの森」と名づけられたそうです!

 今回の目的は3つ
 ・自然に触れ、楽しさと怖さを知る事で夏季キャンプなどサッカー以外のアクティビティを行う際に起こりうるリスクを学ぶ
 ・チームビルディングトレーニングを体感し、今後の指導に活かす。
 ・コーチングスタッフの一体感を高め、2018シーズンの目標を共有し達成する為に士気を高める。

 ツリーハウスに空中ブランコ。 普段の生活では感じない自然やスリルを味わえる遊具が沢山ありコーチングスタッフ一同、大はしゃぎで遊びました!


 自然の中で遊ぶということは、『自由』そのもの!!チャレンジ精神、想像力などが豊かになる楽しさがあります。しかし、その反面に危険も潜んでいます。コーチ陣も擦り傷をつくりながら「やることで知る」ことが出来ました。

 これを日頃の指導に置き換えたあるコーチは「やっぱり、出来る出来ないでは無くて、まずはやらせてみることが大事だな・・・」と話し失敗から学ぶことの大切さを口にしていました。


 少し高所恐怖症の山川コーチもチャレンジしたツリーハウス登り☆


 午前の活動を終えて、昼食の準備に入ります!


 今回のキャンプのテーマの1つは「生きる力」!
 ということで、福島棟梁ご指導のもと竹で竹飯盒、皿、包丁、スプーン、箸など全て手作り!


 カレーライスに入れる鶏肉、じゃがいもを切るスタッフの手元には、竹ナイフ!!


 竹飯盒で作ったお米も美味しそう!少し水分が足りず、芯が残ってしまいましたが、失敗も経験ですね☆


 最高に美味しいカレーライスの出来上がり!!キャンプイベントなどでスクール生と作ってみたい☆

 少しのお昼休みを挟んで、午後は「おらんとうの森」に何か貢献したい!!
 と、いうことで倒木の伐採処理を皆で行いました!




 7人の力を合わせて、やっと動くくらいの重たい木を安全な位置まで移動して、、、、


 チェーンソーを横目に男は黙って、のこぎり!! 皆で頑張るも意外に切れない・・・。  そんな姿を見た福島棟梁からのアドバイスで、一気に作業は加速!やっぱり何事もコツが大事ですね!


 約2時間の作業を終えて、最後は福島棟梁の「わらい塾」を皆で受講しました。内容は、皆の前で「全力で笑う!」ただそれだけの事ですが、これが意外に難しい・・・。恥ずかしさが邪魔をしたり、笑わす方にいってしまったり、自分自身が心の底から笑うこと大事にしたいです。


 大人になってから自然の中で遊ぶことは、とても新鮮でした。遊びの中で学びを得る機会となりました。
 楽しさに夢中になること、無いものは作り、作ったものは無駄にしない、1人で出来ないことは皆で協力することで不可能を可能にし、擦り傷から学ぶ安全と危険の境界線、、、。


 福島棟梁、根津夫妻、素晴らしい機会を頂きありがとうございました!そして、おらんとうの森もありがとう!


 夕方からはキャンプ場に移動し、バーベキューを行いました!ヴァンフォーレ甲府オフィシャルスポンサー「大森畜産」さんのお肉「甲州乳酸菌豚クリスタルポーク」相変わらず最高に美味しかったです!


 夕食後は、グループワーク、ディスカッションを兼ねて心理ゲームなどを行いました。また、今年度の一般社団法人の活動目標などを話す時間となりとても有意義に過ごし、翌日の金ヶ岳・茅ヶ岳登山に備えて早めに就寝しました・・・。

 翌朝7:00に全員起床し、炭をおこしてから朝食、山頂で食べる昼食の準備を行いました。


 ほぼ全スタッフが初登山!!入念に準備する井上コーチ。


 お世話になったキャンピカ明野ふれあいの里のコテージ前で記念撮影☆まだ、余裕の表情。


 金ヶ岳(1764m)の登山口に到着!やる気満々です!


 頂上まで約2時間、歩いて歩いて歩きます。


 岩場で余裕の表情を見せる平井コーチ、一番軽快に登っていました☆


 休みを挟みながら登っていきます。平井コーチはここでもピースサイン☆

 
 金ヶ岳の頂上で少し休憩をとり、目指すは茅ヶ岳!!こんな大きな岩のトンネルもあり、テンションが上がるコーチ陣。


 徐々に疲労がたまる中、皆で声を掛けながら登りました。グループ登山はチームビルディングの要素を多く含んでいて、チームワークを高める効果抜群です!

 無事に下山し2日間のキャンプを終えました。

 サッカーを指導する前に、人として大切なことを子ども達に伝えることが大切だと考えます。

 挨拶、道具の管理、無駄を減らすこと、チャレンジすること、協力すること、様々なことに感謝すること。
   そのような生きるうえで大切にしたいことを学ぶ研修キャンプとなりました。

 サッカースクールは来週4月9日(月)から新年度のスタートとなります!
 ヴァンフォーレのコーチ陣、更にパワーアップしています☆

 明るく、楽しく、元気よく!



 2018年度も子ども達のパワーに負けないくらいの情熱を持って選手たちと向き合っていきます!